「腰痛」「膝痛」で杖をついていた筈が!

60代  女性

 

「椎間板ヘルニア」「すべり症」「足の付け根が痛い。」「大腿部が痛い。」と言って来た方です。

そのほかに「不眠症」「花粉症」「口の中が痛い。」等 さまざまなことを訴えていました。

 

若いのに杖をついて、一生懸命ゆっくり、痛々しそうに歩いての来院でした。

 

 

当院へ通う前には横浜の有名な所へ通っていたとのこと。

 

 

上記の症状で解かる方はどこが悪いのかはお判りと思います。

 

 

それらをひとつづつ解消して 1ヶ月半 が経ちました。

 

 

私は当初から、「杖はやめなさい。」と言いました。

 

当院は、2回です。 階段をのぼって来るのです。

 

それで、「杖は必要だ。」と言いましたが、「ダメ。」「歩けなくなって、筋肉が衰えてきたために

歩くことが大変になってきている。 これから筋肉を作らなければならないので、杖はやめること。」

 

「家事はしているの?」

 

「全部お父さんがやってくれる。 ここへ来る送迎もお父さんがやってくれる。」

「『痛い。』と言うと、『そこへ座っていなさい。』と言って、料理から買い物、洗濯、掃除も全部やってくれるので

助かっているのよ。」

 

「それが悪いんだよ。 旦那さんはやさしいと思うけど、あなたは歩けなくなってきたの。」

旦那さんから家事を取り戻さなくては歩けなくなってしまう。

 

良い! 毎日5分でも10分でも歩くこと。

 

家事を取り戻すこと。

 

 

「そんなことできない。 歩く事態に痛みが出るんだから。」

 

ダメ。 5分からでも良い。 痛くとも歩くこと。 そうしないと体力が付かないし、筋肉の回復力がつかない。

 

 

体は治っているんだから、運動を始めなさい。

 

5分歩くことが出来たら、翌日は6分。 その翌日は7分と、毎日1分づつ増やしていきなさい。

 

 

この運動をして、毎日の生活で疲れてしまったら、すぐうちに来て、それをほぐして、また歩くことを続けて欲しい。

 

 

という話で当人と私は、筋書きを決めて取り組んできました。

 

一旦落ちてしまった筋肉を取り戻すのは容易でありませんが、彼女は彼女なりに取り組んできたのです。

 

私の言う通りにやっているようで、週に1度 通ってきます。

 

(院内を普通に歩いて、施術ベッドに登り、全てが普通でした。)

 

◆ 衝撃的な事態が!

 

 

今日は、彼女を紹介してくれた女性が「温熱マット」に入りに来てくれていたのです。 (30分前に。)

 

施術はうつ伏せで、顔を合わせませんから、施術はそのまま進めました。

 

 

もう一人、今日は初診の方が来たのです。 その方も顔見知りでした。(私は知らなかった。)

 

 

施術が終わり、「立って痛みを確認してね。」と言って、顔を上げて立っていただくと、

 

「あ・ん・た・は!」

 

「あれ、あんた、杖は?」「杖を突いていないの?」

 

「うん、先生が杖を使うな、と言うから。」

 

「階段は、杖を使わないで登って来たの?」

 

「うん。」

 

「えー! うそ!」と言うなり、紹介者ともう一人のお友達は顔を見合わせていました。

(紹介してから会っていなかったのです。)

 

 

そして紹介者の女性は「ここはそういう所なの。 うちの甥っ子も3回通って、手術をしないで済んだの。」

 

 

◆ 「いい、あなたのこのような状態はあなたから家事、全てを取り上げたお父ちゃんが作ったの。」

「そのやさしいお父ちゃんが悪いんだから、お父ちゃんから仕事を取り戻しなさい。 いい!」

 

「だめだよ、先生。 私助かっているんだから。 今日も送迎してくれているんだから、助かるの!」

 

と言って帰られました。

 

 

◆ 「優しさ」ってどんなもんでしょ。

 

お考えください。

 

 

 

 

後楽整体 気流院 湘南の風
住所 〒259-1217 神奈川県平塚市長持400-6 2階
電話番号 0463-36-2225
FAX 0463-51-6025
営業時間 9:00~12:00、14:00~19:00

当店 Facebook ページはこちら
http://bit.ly/2a0XMu3